台北市公車處(現:大都會汽車客運)

2004/7/24設置 トップバス台湾のバス>現在地

台北の市営バスです。多くの事業者がひしめく台北地区において、約700台を所有する大事業者。市営だけあってノンステの導入に(台湾にしては)熱心。日本以外の外車が多いのも特徴。メーカーは三菱、韓国の大宇、起亜、米国のインターナショナル、ブルーバード、フランスのルノー、アイリスバス等と多彩です。

2004年1月1日から民営化され、現在の名前になりました。写真は03年9月のものばかりですので、市営時代です。

大都會汽車客運網址 http://www.mtcbus.com.tw/

車台メーカー:大宇
登録番号:台北市AF-042
撮影:台北車站、03/9/19

長めの路線中心に使用されるハイデッカートップドア車。韓国車は車体と一括で輸入されており、自己主張も強いので一目瞭然です。台北市営バスの塗装は種種雑多で、この塗装は大宇専用塗装の模様。

車台メーカー:大宇
登録番号:台北市AE-906
撮影:中山國中、03/9/24

大宇の一般路線仕様。200台以上が在籍する台北市公車處の最大所帯。世界的には珍しいけど韓国では標準の中引戸。

車台メーカー:インターナショナル
登録番号:台北市877-AB?
撮影:台北車站、03/9/19

台北市公車處は世界各国のバスの見本市。アメ車もあり。この車は中4枚折戸。車体は何となくアメリカっぽくないですが…国産かな?

車台メーカー:起亜
登録番号:台北市813-AB
撮影:台北車站、03/9/19

こちらはメーカー名がありませんが韓国製。日本車も多いとは言え車体は国産なので、中引戸は韓国製とほぼ断定出来ます。



車台メーカー:アイリスバス
登録番号:台北市AH-838
撮影:南京中山路口、03/9/23

アイリスバス製のノンステです。最後部までノンステ。ヨーロッパの仕様そのままに側面にも行先表示窓があるのが特徴。その代わり(?)前面表示窓の天地幅がありませんね。


中・下:同型車の車内(人物の顔の部分は加工してあります)。出入口附近には「車内コンビニ」なのか雑誌が並んでいます。LED車内表示器で中英2ヶ国語で次停留所案内等を表示。これらの設備は在来車にはありませんでした。

車台メーカー:三菱
登録番号:台北市678-AB
撮影:中山國中、03/9/24

他社では圧倒的なシェアの日本車ですが、台北市公車處では少数派。そしてその内訳は、全体では日本車の中でも少数派の三菱ばかり。車体は国産で、前中扉とも片開きグライドスライド。

車台メーカー:現代
登録番号:台北市AG-181
撮影:中山國中、03/9/24

マイクロバスは捷運接駁公車(捷運駅からのフィーダー路線)を中心に運用されています。マイクロバスは車体ごとの日本車が多いですがこれは現代製。現代製はマイクロバスでしか在籍しない模様。

尚、捷運接駁公車の路線番号の頭には接続する捷運のラインカラーの漢字が付きます。外国人には分かり辛いので御丁寧に括弧書きで英語の頭文字も附記。因みに紅(Red)は淡水線です。



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