ウシュアイア(周辺) Ushuaia

2002/11/5設置 トップアルゼンチン紀行>現在地
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ビーグル水道観光船
Excursiones Maritimas por el Canal Beagle

ウシュアイアが面するビーグル水道を、Rumbo Surが観光船を運航しています。ここはアルゼンチン南部の観光事業を手がけている会社で、ウシュアイアではバスと船による観光輸送を行っています。

私達が利用したのはウシュアイアを出航して東に向かい、地球最南端の「村」Puerto Williamsを遠くに望みつつアシカやペンギンが棲息する島々に接近、更にこの地域の自然を研究した研究者(誰なのか、どういった研究をしていたのか、語学力の欠如から聞き取れませんでした(死)の住み込んだ小屋のある附近の散策、そしてバスで市内に戻るという約6時間を要する長いコースでした。費用は60ペソ。この他に港湾利用税1ドル(何故かドル払いを推奨されました)が掛かりました。因みに利用しようとしていた3/11は高波のため欠航、翌日利用と言うことになりました。割合欠航率が高そうなので御用心。

船はcatamaranと呼ばれ、辞書が貧弱で何のことやら分からずにいたのですが、帰国後調べたら「双胴船」ということだそうで。座席はファミリーレストランのような配置で、喫茶カウンターがあるのでそこでコーヒーでも買ってきてゆっくり飲むことも可能。2階は操縦室と、客席らしき空間も見えましたが、一般には開放していませんでした。混雑時限定かも知れません。また、屋外に出ることも出来、客室周囲やその上で風に当たることが出来ます。

船内では観光案内の放送が英西2カ国語で行われます。しかしどうもどちらの言語を先に放送するかが一定していない様子。

Catamaran ■拡大 船内 ■拡大
ウシュアイア市街を望む ■拡大 海鵜の棲息する島 ■拡大
海鵜拡大 ■拡大 島の反対側はアシカの棲息地 ■拡大
アシカ拡大 ■拡大 Puerto Williams ■拡大

Puerto Williamsは集落としてウシュアイアより格下とされるだけあり、見たところ建物も少なく、賑やかな町には見えません。大型客船と思しき船舶が停泊しているのが目立ちますが。また、この観光船は両岸の中心線より随分チリ側を航行していたように思います。国境線がチリ側に引かれているのか、或いは越境しても問題が無いのか。

ペンギンの群落では、船を浜に乗り上げる形で停船、流石に船を下りることは出来ませんが、デッキから間近にペンギンを眺めることが出来ました。その近さたるや動物園並です(ぉ。あちらさんも毎度のことで慣れているのか、近付きも逃げもせず、何事も無いかのように過ごしていました。因みに下右の停船風景は、その後の別の箇所での上陸散策の際の写真です。

ペンギン ■拡大 浜に乗り上げて停船 ■拡大

上陸散策をした箇所は、何があるでもなく、ただ荒涼とした原野にぽつんと建つ小屋が目立つのみです。足元には紫色をした貝殻が一杯散らかっています。

上陸散策箇所 ■拡大 浜辺には貝殻がぎっしり ■拡大
探検家の小屋 ■拡大 小屋内部 ■拡大

最後にこの散策箇所とそう離れていない場所に接岸し、バスに乗り換えて市街地に戻ります。バスは至って普通の観光バス、トイレも何も付いていませんでした。日も落ちる一方で、見える景色も殺伐としたものであり、観光案内など一切無く、ひたすら走り続けました。

帰りはバスを利用 ■拡大 延々このような道です ■拡大

氷河地形

アルゼンチン国内で、本物の氷河を見るにはやや北、大陸に位置するカラファテCalafateに行くべきなのですが、生憎飛行機が満席で断念。カラファテより南で更に寒い筈のここでは、小さな島故に標高が低いせいか、現役のダイナミックな氷河は見られず、太古の氷河期に形成された氷河地形を見られる程度です。

位置は市街の北。国立公園同様にLinea Regularを利用し、道路終点からリフトに乗って中腹まで登ります。リフトは往復6ペソ。そこから20分程度歩くと、白い世界となります。

リフトから ■拡大 リフトから ■拡大

白い部分はまぁ現役の氷河なんでしょうけど、今ひとつ迫力が足りない感じ。で、別に進めば何かがあるというわけではないんですが、岩肌が露出している部分ですら足場の悪い所を、雪に足を埋めながらどんどん登りました。尾根が意外に近そうに見えたので、そこまで登って反対側を見たいという思いがあったもので。しかし、遠くから見たらなんてことはなさそうな場所も、間近では随分険しい。B氏に呆れられ、諌められたこともあって途中で断念して引き返しました。全くの平装備の上、歩いていたら暑いので半袖という、自覚は無いのですが他人から見れば恐ろしい軽装。こういう無謀な人間がいずれ遭難するんだろうなぁ、と後になって反省。しかしまぁ、高い所からの眺めは格別でした。

赤丸の位置まで登りました ■拡大 U字谷や砂礫 ■拡大
上写真の赤丸位置の岩 ■拡大 左写真の位置から市街を望む ■拡大

尚、リフトの山上駅の係員氏が挨拶程度の日本語を操る方で、行きがけにリフトを降りた際に「コニチワ」と声を掛けられてびっくり。帰りに乗ろうとすると「キレイナ、ケシキ?」と聞かれました。日本人観光客が少なくないと言うことなんでしょうねぇ。

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