乗鞍エコーラインの走り方

1.上高地・乗鞍マイカー乗り入れ申請方法 2.走行上の注意:上高地

3.走行上の注意:乗鞍

2015/9/26

乗鞍エコーラインの走り方

乗鞍エコーラインは三本滝に監視員がおり、ここより先が一般車進入禁止です。上高地同様、監視員は車を見るととにかく阻止に掛かってきます。こちらは監視小屋が向かって右側なので、許可証を見せるのは運転手の仕事になるかも知れません。

道幅はセンターラインがあるか無いか程度の幅員。バスも上高地と違って滅多に走りません。しかし、バスは決まった時刻のダイヤに適宜増便を付けるという方法なので、対向に1台来たら続けて更にくる場合があるので注意。また、自動車の非常に少ない環境から自転車に大人気の道路であり、且つ自転車はまずやって来ない自動車を警戒しない傾向にあるので、こちらも充分注意が必要です。

こちらも上高地公園線同様、途中にこれと言った駐車場はありません。写真の2箇所、大雪渓と位ケ原山荘の前は駐車するスペースがありそうに見えますが…。

長野県と岐阜県との県境が標高2716mの峠になっており、嘗てここに通行規制が存在しなかった頃は一般車が行くことが出来る日本最高所でした。許可証の要件を厳密に解釈すると、この地点で引き返さなければならないことになりそうですが、ここで検問を行っているわけでもなく、そもそも道が狭く転回所も無いので引き返すことは困難です。先に進んでみましょう。

峠を越えるとすぐに丁字路に突き当たります。一般車がまず来ないからか案内看板が全くありませんが、左が畳平駐車場、右が乗鞍スカイラインで岐阜側(平湯峠)への下山ルートです。別途高山警察署の許可を取らない状態でこちらに下山してしまうと、麓のゲートで足止めされることになります。

畳平駐車場も有料です。駐車場にはバスやタクシーの料金は明示されていますが、一般車は表示されていません。聞いてみると310円でした。こちらは時間に関係なく固定料金で、入場時に徴収されます。尚、この際通行許可証の提示を求められます(逆に言うと、ここは岐阜県内ですが長野側の通行許可証で問題ないと言うことです)。

健常者であればここから気軽に登山が出来る場所ですが、車椅子だと駐車場の周囲をうろうろするくらいしか出来ません。むしろここは道中の車窓が絶景であることが重要ですので、わざわざ駐車料金を払わずそのまま引き返してもいいかも知れません。

こちらも上高地同様、夜の門限を過ぎると閉じ込められますので要注意。三本滝ゲートから山頂・畳平駐車場まで片道20〜30分程度の所要時間です。

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